臓器癌登録解析 Can Stat(旧ベクセル改良版)
がん登録解析ソフト【CanStat】は、ユーザー様からのご要望が多い
ユーザー様が、独自で項目が変更可能な機能を是非お試しください。ユーザー様のデータ活用の自由度が増した「がん登録解析ソフト(CanStat Ver4.2)」は、項目変更機能を有した既存ユーザー様のご要望を反映させた8版対応版です。
発売当初から、BECCLEとして研究医に幅広くご利用いただいておりました改良版となるがん登録解析ソフト【CanStat】を登録項目内容の追加変更が可能なシステムにバージョンアップしております。
従来から登録している7版のデータに影響なく、統計解析まで使用できるソフトとしてバージョンアップしました。
UICC_TNM悪性腫瘍の分類の8版になり、従来登録している内容の追加変更を余議されるため、それに対応できうる登録内容の追加変更がユーザー側で簡単にできる機能を追加したソフトウェアです。
また、カスタマイズ(オプション機能)として協同研究データの収集が出来るように規定されたテキストデータ(CSVやタブ区切り)のデータをインポートできるオプション機能も追加し、大量のデータ登録が簡単にできることにより、がん研究者や病院・医局のがんデータベースとして貢献します。
多くの研究医ドクター様にご利用いただいております。
是非、お気軽にお問い合わせください。
- がん登録
- 一般統計
- 生存率解析
- 多変量解析
がん登録・解析ソフト(CanStat)は、全国の国立病院様・県立病院様の研究・学会で利用されているBeccel(MS-DOS)版からの実績があり現在の利用ニーズに合わせたWindows対応用に改良し、多変量解析など追加機能を満載させたソフトウェアです。
データベースとデータ分析(一般統計・生存率解析・多変量解析)が一体化した、がん臨床研究に特化した分析・解析が可能です。
医局・ドクターの研究にご活用ください。
その他、カスタマイズによるグループ研究データベース化や、都道府県・市区町村立病院様・グループ病院様などに合わせたカスタマイズや、開発も対応します。
お気軽にご相談ください。
臓器がん登録「CanStat」活用案
- 各施設のデータが簡易に登録可能
- 登録されたデータの分析解析機能が簡単に利用可能
- 登録されたデータがセンターだけでなく、各施設のデータベースとして保管でき分析解析機能も簡単に利用可能
- 登録されるデータ内容が一定である
- 各施設独自の内容も登録可能である
- データ連携が簡易である
CanStat を使用してのデータ収集(連携)
臓器がん登録(CanStat)データベース構築(実例)
ベータベース構築概要図
主幹施設
取り纏め機関を中心に学会で、癌データベースを作成し癌登録のデータベース構築・活用 CanStat(旧Beccel)
データ活用(一般分析解析機能)
登録されたデータを強力にサポートする解析機能。
疾患別・病態別の累積生存率をグラフ化したり、各種検定・一般統計・集計機能を利用して簡単に登録報告や治療成績を出力できます。
集計(1次元・2次元)、一般統計
- 平均値・標準偏差・中央値などの基本的な統計
- 相関図と一次回帰係数
- 平均値の差の検定
- Wilcoxon順位和検定
- 独立性の検定
生存率の計算と検定
- Kaplan-Meier法
- 生命保険数理法
- 累積生存率の標準誤差に基づく検定
- Mantel-Haenszal検定
- ログランク検定
- 一般化Wilcoxon検定
- Cox-mantel検定
データ活用(多変量解析機能)
Cox比例ハザードモデル
Cox比例ハザードモデルとは、リスク因子(予後因子)があるイベントの発生率を何倍に引き上げるかを示す推定値(ハザード比)を算出する、多重解析モデルのことを示します。任意の対象群を母集団として、説明因子を設定して、Cox比例ハザード重回帰分析を行います。係数、標準誤差、z値、p値、リスク値、95%信頼区間の計算結果が表示されます。説明因子間の相関係数との因子チェック、説明因子間の積による因子追加も可能です。
ロジスティック回帰
ロジスティック回帰もCox比例ハザードモデルと同様、疾患に対する複数の危険因子の影響を分析するためによく用いられる多重解析です。ロジスティック回帰では、推定値としてハザード比ではなく、オッズ比(相対危険度)を算出します。また、Cox比例ハザードモデルによる分析では、観察区間内に、あるイベントが発生するまでの時間を目的変数としますが、ロジスティック回帰分析では、イベントの有無(2値)のみが目的変数となるため、打ち切り条件(センサー)は扱えません。
CanStat基本機能
データベース機能
自由な項目設定、100,000症例まで登録可能
登録項目数500項目、100,000症例まで登録できます。
項目には、文字・数字・選択肢・日付・コードのデータ型が設定可能です。年齢、肥満度、生存日数、Stage分類など、自動計算の項目も設定でき、登録したデータをテキストデータとして抽出し、他の表計算ソフトなどで利用することもできます。
検索・集計機能
一次元・二次元集計が自由自在! 文字、数字、選択肢、日付、コードなど各データを複合した高度な検索が可能です。検索で絞り込んだデータを母集団にして、任意の項目で一次元集計、二次元集計ができます。 検索結果ファイルや項目を自由に選択して、データを表示できます。
一般統計
充実の統計・解析機能、選択オプションも豊富 検索機能で絞り込んだ任意の対象群を母集団として、統計解析が可能です。基礎統計量・t検定・順位和検定・カイ二乗検定ができます。t検定・順位和検定では「対応なし・対応あり」が選択できます。
- 基礎統計量
- 相関と回帰
- 平均値の差の検定(t検定)
- Willcoxon順位和検定
- 独立性の検定(X2検定)
生存率の計算と検定
検索群を母集団にして解析できます 検索機能で絞り込んだ任意の対象群を母集団としたり、その母集団の中で条件付けをしたもので生存率の計算・検定ができます。生存率計算は生命保険数理法およびKaplanMeier法が選択でき、生存率の検定方法はZ検定、Mantel-Haenszel検定、ログランク検定、一般化Wilcoxon検定、Cox-Mantel検定が選択できます。
多変量解析
2つの生存率多変量解析が加わりました 検索機能で絞り込んだ任意の対象群を母集団としてCox比例ハザード重回帰分析、ロジスティック重回帰分析ができます。結果は、係数・標準誤差・Z値・p値・リスク値・95%信頼区間の計算結果とKaplanMeier法累積生存率・生存関数グラフ(Cox比例ハザード重回帰分析)が表示されます。説明因子間の相関係数との因子チェック機能、説明因子間の積による因子追加が可能になっています。
導入病院一覧
臓器癌登録解析ソフト CanStat(BECCEL)
導入実績述べ200以上
- 国立がん研究センター(中央病院)(肺癌・大腸癌・乳癌)
- 国立がん研究センター東病院(肺癌・胃癌)
- 都立駒込病院(胃癌・大腸癌・子宮頚癌・子宮体癌・卵巣癌)
- 埼玉県立がんセンター(胃癌)
- 神奈川県立がんセンター(肺癌・乳癌・甲状腺癌)
- 新潟県立がんセンター(胃癌・膀胱癌・前立腺癌)
- 兵庫県立がんセンター(子宮頚癌・子宮体癌・卵巣癌)
- 四国がんセンター(子宮頚癌・子宮体癌・卵巣癌)
- 東京都立豊島病院(大腸癌)
- 国立東京病院(肺癌)
- 日本赤十字医療センター(大腸癌)
- 虎の門病院(大腸癌)
- 駿河台日本医科大学病院(肝癌)
- 東京医科大学病院(肺癌)
- 日本医科大学病院(肺癌)
- 慶応大学医学部付属病院(肺癌・乳癌・子宮頚癌・子宮体癌・卵巣癌)
- 杏林大学医学部付属病院(肺癌)
- 横浜市立大附属総合医療センター(肺癌)
- 東邦大学医療センター 大森病院(肺癌)
- 東邦大学医療センター 佐倉病院(乳癌)
- 自治医科大学病院(乳癌)
- 自治医科大学埼玉医療センター(胃癌・大腸癌)
- 佐野厚生総合病院(乳癌)
- 春日部中央総合病院(胃癌)
- 旭川医療センター(肺癌・胃癌・大腸癌)
- 恵祐会札幌病院(食道癌)
- 名古屋医療センター(胃癌)
- 近畿大学附属病院(乳癌・胃癌・大腸癌)
- 琉球大学がんセンター
- 帝京大学病院
- 横浜市民病院
- 千葉大学病院
- 市立小樽病院
- 仙台厚生病院
- 東北薬科大学病院
- 長寿医療センター
- 諏訪赤十字病院
- 山陽小野田市民病院
- 大阪大学医学部
- 大阪歯科大学
- 高知医科大学病院
- 九州医療センター
- おおもと病院